画像生成AI「Leonardo.Ai」(レオナルド ai) に最近実装された新機能 PhotoReal BETA版を使って画像を作成しました。
BETA(ベータ:準備段階、試験段階)2023/8/19 時点
PhotoReal(フォトリアル)の特徴は、negative prompt(ネガティブプロンプト)の指示が不要で、リアルな写真や本物そっくりの肖像画を生成するために設計された機能です。
使ってみた感想は、「簡単なpromptでかなりリアルな画像が簡単に作成できる。しかし、試作段階のためトークン消費量が多くてコスパが良くない。現状はお試し程度で利用する」です。
PhotoRealで作成した画像をもとに、機能や詳細をお伝えします。
PhotoRealはリアルな写真風の画像が得意
今回は、短足が愛らしいウェルシュ・コーギーをモチーフに、PhotoRealで画像を作成しました。
生成したい画像のざっくりしたイメージは、「ドッグランで遊ぶコーギー」。そのため、prompt(プロンプト)も「Welsh Corgi, playing at dog run」と単純な単語を組み合わせて指示をしました。

それで出来上がった画像はこちら。ドッグランを思いっきり楽しんでいるコーギーの姿が一発で表現されました。
舞い上がる土から躍動感が伝わってきます。楽しそうなコーギーの笑顔、可愛いですね。
PhotoReal 3つの機能紹介
続いて、PhotoRealに備わる3つの機能の比較を行います。3つとも、先ほどと同じprompt「Welsh Corgi, playing at dog run」を入力しています。
- Cinematic(シネマテック:映画的な)
- Creative(クリエイティブ:創造的である)
- Vibrant(バイブラント:活気に満ちた)



それでは3つの機能から生成された各画像を見比べてみます。
Cinematic(シネマテック:映画的な)

Cinematicは、なんとなく懐かしさを感じさせるような、いわゆるノスタルジックな雰囲気が表現されました。背景の影響か、それともコーギーの表情からなのか、少し哀愁を感じます。それにしても土の舞い上がり方が見事ですね。
Creative(クリエイティブ:創造的である)

Creativeは、ボールのような球体と、背景に人間が数名追加されました。「ドッグランには飼い主もいるでしょ」と言わんばかりの親切心。まさに創造的ですね。盛り盛りの土が転がっているあたりは若干不自然。それでも、単純なpromptをもとに関連するモノや人を自動で追加してくれる面はとても優れています。
Vibrant(バイブラント:活気に満ちた)

Vibrantは、ドッグランを駆け回る様子が少し強調されてコーギーの元気の良さが伝わってきます。Cinematicと似たような画像になりましたので、もう少し細かなpromptを追加すると明確な違いが表現されるかもしれません。
リアル風な画像とイラストの融合も綺麗
PhotoRealと名付けるだけのことはあり、リアル風の画像は得意のようです。それでは、リアル風の画像とイラストを融合させるとどうなるんだろうと思って作成しました。

うまい具合にリアルなコーギーとイラストが組み合わさり、綺麗に仕上がっています。ロゴの作成やプリントのデザインにも活用できそうですね。
PhotoRealのデメリットはトークン消費量が多い
このように、超リアルな画像をnegative promptなしで作成できるPhotoReal。しかし、まだ実装されてまもないベータ版のためデメリットもあります。それは、tokens(トークン:代用貨幣)消費量が多いこと。
この記事を書いている2023/8/19 時点では、画像生成に消費するトークンの使用量は以下の通りです。
Leonardo AlchemyBETA 使用時
1枚〜2枚(16 tokens)、3枚(17 tokens)、4枚:(20 tokens)、5枚:(23 tokens)、以降は枚数が増える度に3tokensずつ増加。

トークン消費量が同じだと、たくさん画像を作りたい気持ちになります。しかし、イメージと異なる画像が何枚も出てくると煩わしいため、私は3枚程度を目安に設定しています。
まとめ:PhotoRealはリアルな画像が得意(今後はさらに高品質な画像が手軽に生成できそうな予感)

最近実装されたPhotoReal(2023年8月)は、簡単なpromptで超リアルな画像を作成できます。しかもnegative promptは不要だから悩まなくても良い。
しかし、negative promptが不要という点が仇となり被写体が奇形になる場合もあります。上の画像も、右のコーギーのドッグカラーがおかしな位置に。もう少し改良が必要な面はありますが、現在はベータ版のため、今後はより生成される画像の精度が向上されると期待しています。
ただし、現状ではLeonardo AlchemyBETAと併用するとトークン消費量は多くなるため、無理して利用する必要はないと考えています。AIがもっと学習してより精度が上がると、PhotoRealの使用頻度が上がるのかなと感じました。